ホモサピエンス日誌。

ホモサピエンスの中のホモサピエンスに告ぐ。

MENU

「英語学習がつまらない。」 だったら海外ドラマ、フルハウスを見ればいいじゃない

f:id:kato-KL:20161118000903j:plain

マレーシアからこんにちは。かとけいです。

 

突然ですが、みなさんどうやって英語を”勉強”していますか

TOEICの教材?単語帳?オンライン英会話?

皆さんこれらのどれかは必ずやったことのある”勉強方法”ではないでしょうか。

 

もちろん、これらの勉強方法は間違っていないし、英語を習得するうえでは効率の良いものかもしれません。

 

 

もう一つ質問です。あなたはこれらの英語学習を習慣化して一年以上続けていますか?

 

挫折することなく続けれている人は英語力がメキメキのびていることでしょう。

ただこれらの英語学習を継続していくためには、あなたがよっぽど英語が好きか、かなりの忍耐力があるかのどちらかだと思います。実際僕もありとあらうる”英語勉強法”を試してきましたが、ほとんど長続きしませんでした。

 

特に今留学生(特に大学に留学している人)は授業の予習やプレゼンに追われて「英語学習」そのものに時間を割くことは難しい。

ただ、ちょっとしたスキマ時間や休憩時間にFacebookやインスタグラム、youtubeを見ている人結構いるんじゃないでしょうか。(全部自分です)

 

その時間、海外ドラマを見る時間にしてみませんか?

 

 

なぜ英語学習に海外ドラマ?

 

海外ドラマを英語学習とすることにはかなり賛否両論あるようです。

「リスニング力をつける上で効率がよくない」「難しすぎる」そんな声もたくさんあります。確かに「効率性」の観点からいったら海外ドラマはイマイチかもしれません。でも「効率性」ってそんな大事でしょうか?

効率の良い英語学習を続けれることができれば、英語力がうなぎ上りなのは間違いないですが、それができるのは「英語の達人」だけ。

 

僕のような意志の弱い人には到底できたものじゃありません。

僕のように英語がそれほど得意でもないし、好きでもない方、

小難しいリスニング教材は捨てて、楽しんで海外ドラマを見てみませんか?

 

 

英語学習をする上でのおすすめの海外ドラマは?

それほどたくさんの海外ドラマを見たわけではありませんが、個人的におすすめの海外ドラマで、なおかつあまりネットで紹介されているのを見かけないものを取り上げたいと思います。

それは・・・

 

 

フルハウス

フルハウス シーズン8

英語学習のための海外ドラマとして「フレンズ」「glee」等は結構話題にのぼるのですが、なぜかフルハウスはあまり取り上げられていません。

 

古いから?内容が子供向けだから?いやいやそんなことありません。今見ても十分面白いし、英語表現もそれほど古めかしいものを使われていると思ったことはありません。

 

何よりもこのフルハウスをお勧めしたい理由としては「英語初心者でも問題なく楽しめるし、勉強になる」ということ。

上記の海外ドラマ、特に「glee」は会話スピードがかなり早いし、使っている表現もネイティブのそれなので、かなりの英語力を要します。

 

その点、フルハウスは「大人が子供に話しかける」場面が多いので、比較的簡単でゆっくりの英語を聞来たい方に向いています。かといって簡単すぎず、学校で教えてくれない英会話表現も盛りだくさんなので、1話見るだけでもかなり勉強になります。一話あたりも20分と短く何度も見返すのにも便利ですね。

 

具体的にどうやって勉強するの?

これに関しては本当に人それぞれ、英語力が違うので、すべての人に共通する学習方法はありません。ここでは参考までに自分の学習方法を紹介します。

1. まずは英語音声、字幕なしで見て楽しむ

 いきなりハードル高くない?と思われるかもしれませんが、この段階ではぶっちゃけ3割程度理解できれば大丈夫だと思います。音が拾えなくても、動画でなんとなく、こういったことを言っているんだなあと想像できます。

 

2.英語音声、英語字幕で見てみる

 2回目は英語字幕をつけて、実際その人が何を言っていたのかをおさらいします。

案外簡単なことばが使われていることに気づくと思います。実際の会話でもそうです。要はその簡単な言葉の組み合わせ(句動詞や慣用表現)をいかに使いこなせるかが会話の肝。(と書いてて自分もまだまだだけど)

 

3.余裕があればシャドーイングしてみる

 「ストーリーも把握できたし、フレーズのおさらいもした。じゃあそれを実際の英会話でも聞けて、話せるようにしよう。」ということで3回目以降はシャドーイングにチャレンジしてみましょう。自分もこれはまだ試行錯誤の段階ですが、やればやるほど自分の英語が滑らかになっていく感覚を得られると思います。

 

このシャドーイングで大切なのは、棒読みではなく、とにかく俳優になりきって、気持ちを込めて発話すること。最初はちょっと恥ずかしいですが、慣れてくれば気分も乗ってきてノリノリでシャドーイングができるようになるはず。ICレコーダーを持っていればそれを録音してみるのもいいかも。

 

やってみた効果は?

皆さん、これが気になるところかもしれません。

 

シーズン1、シーズン2の段階では主に「英語音声のみ」で聞くことの耐性がつきます

 

シーズン3になると英語字幕をつけなくても8割程度は中身が理解できるようになり、「英語字幕+英語音声」で見るのがかなり楽になり、シャドーイングも徐々にできるようになってきます。(裏を返せば、シャドーイングはシーズン1,2の段階ではかなり難しい)

 

シーズン3の途中なので、それ以上先のことはわかりませんが、シャドーイングがさらにスムーズになり、スピーキングにも効果が表れてくるのではないかと思います。

 

海外ドラマ学習、はじめてみよう

この記事では「フルハウス」を使った英語学習方法について紹介しましたが、あなたが見て面白い、もっと見てみたいと思った作品を見ることもいいと思います。

 

楽しんで海外ドラマを見ている時間は決して無駄にはなりません。

海外ドラマを見ている時間=英語を聞いている時間」なのです。

巷で噂のスピード〇ーニングなどとは違い英語を聞き流しているわけではなく、集中して英語を聞く時間が稼げます。

 

今回は偉そうに英語学習について語ってみましたが、個人的にかなりおススメの学習方法だと思います。是非皆さんも楽しい英語学習ライフを!

 

 

 

 

 

 

 

ブログ改編:5W1Hの視点からブログについて振り返ってみる

 

突然ですが、今までのブログやめます。

 

 

といってもブログそのものをやめるわけではなく、書き方を少し変えようと思います。前々回の投稿でブログのメリットを書くにあたり「将来は『書く仕事』に就きたい」と書きました。そして、このブログをその第一歩にしたいとも書きました。

 

そう考えたときに、「今までのこの書き方で果たして良いのだろうか」という思いがよぎり、今一度自分のブログについて客観的に分析してみる必要があると思いました。なので今回はシンプルに「5W1H」(Why なぜ, What 何を, When いつ, Where どこで, Who 誰が,  How どうやって)則って今後のブログの在り方について考えてみようと思います。

 

続きを読む

マレーシア渡航82日目:フィリピン最強にして最大の珍味「バロット」を食す

f:id:kato-KL:20161115144510j:image

※今回の投稿は少しというかだいぶグロテスクな写真が含まれます。苦手な方はお控えください。

 

まだまだ夏が続く(というか冬が来ない)暑いマレーシアからこんにちはかとけいです。

 

今日は昨日の深夜にフィリピンの友達にもらったフィリピンの珍味「バロット」について紹介したいと思います。

 

バロットはフィリピン、ベトナムで食べられている孵化寸前のアヒルの卵です。「え、孵化寸前のアヒルなんて食べれるの?」ええ、食べられます。実際昨日2個いただきましたから。

 

外見はただの卵とそれほど変わらないのですが、殻を割ってビックリ、中から孵化寸前のヒヨコが姿を現します。前々からその存在については知っていましたが、間近で見たときのインパクトは半端じゃないです。

 

フィリピン人のルームメイトたちに「美味しいから食べなよ」と勧められたものの、あまりの見た目のグロテスクさに中々口に持っていけません、、、 

 

f:id:kato-KL:20161115144527j:image

 (一枚目。ヒヨコさんこんにちは)

 

食べるかどうかだいぶ迷った挙句、ここで食べなかったら男じゃない!と恐る恐る口にしてみると…

 

「…あれ、普通にうまい…」

まさかのまさか、グロテスクな見た目からは想像できない繊細なお味です。

写真の黄色い部分は黄身にあたる部分で普通に美味しく頂けますし、他の白い部分は柔らかいレバーの味、アヒルさん本体は鶏肉の味がします。

 

気付いたら2個目に手が伸びていました。ただ流石の2個目の中身には震えました。

f:id:kato-KL:20161115145249j:image

(二枚目。もはやアヒルさんそのもの)

f:id:kato-KL:20161115145330j:image

(三枚目。アヒルさんこっち見てくるし、罪悪感がすごい)

 

さすがに戦慄しました。ただもう深夜の3時を迎えていることもあり、みんな変なテンションなので、「大丈夫、食べれるよね、ごめんね、アヒルさん」ということで命に感謝していただきました。

 

味はやっぱり変わらず繊細で美味でした。アヒルさんありがとう。

 

みなさんだいぶ引かれてるかと思いますが、ほんとにこれ、美味しいです。冗談抜きで、普通の卵より美味しいです。ぜひ珍味に興味がある方、新しい世界を覗いてみたい方お試しあれ。

 

P.S. 今回のバロットで各国の珍味に興味がわいたので、また他の国の留学生に紹介してもらおうと思います。笑

 

かとけい

 

 

マレーシア渡航80日目: ブログを書くことのメリット

1日、いや半日しかあけずの投稿になってしまいました。笑 

「こいつ暇なのか」と思われそうですが、これから2週間はプレゼン、レポート攻めになので暇なうちに投稿します。

 

前回のちょっと政治的なネタとは打って変わって今日はライトな話題で投稿します。今日の話題はズバリ「ブログを書き始めて感じたメリット」について。

 

ブログを書き始めて80日。15、16本程度しか投稿してないということでまだまだ駆け出しブロガーですが、今までこういった形式の長文を誰かに見せるという経験が大学のレポート以外になかった自分にとってはとても新鮮な経験でした。

 

今回は自分の気付いたブログを書くことのメリットを何点か挙げてみようと思います。

 

1. 文章を書く速度が上がった

これは最近かなり感じることで、最初の頃はブログ一本書き上げるのに5時間くらいかかっていたのですが、今だとライトな話題であれば1時間弱あれば書くことができるようになりました。

 

最初のうちは文章の書き始め方、終わり方が全くわからない状態だったので文章のスタイルを決めるのに時間がかかっていたんだと思います。今ではだいたい頭の中で最初にこの話題を出して、本題に入って、最後はフワッと抜けるみたいな感じで文章構成を考えれるようになりました。後から見返して冗長なところ、何が言いたかったのか自分でわからなくなるときもたまにありますが。笑

 

2.毎日を新鮮に過ごせるようになった

ブログを書くにあたって「テーマ決め」をするのが個人的にかなり難しいのですが、逆に言えば日々の中でブログの話題になるようなことを無意識で探している自分がいたりします。僕の場合は自己の内面的なことであったり、英語勉強のことについてが多く、旅行先での体験などについての記述が少ないですが、それも自分の文章スタイルのひとつなのかなと。最近はブログの幅を広げるために「英語投稿」といった新しい試みも始めていますが、これはかなりまだまだ未発展で、テーマ探しも難しく、実は2、3本投稿がボツになっています。笑

 

3.自己の振り返りができるようになった

もちろんブログ以外でも日記等で自己の振り返りはできますが、怠惰な自分にとっては「更新しなきゃ」というプレッシャーで続けられるブログが向いていることに気がつきました。

 

留学中は楽しいことも多い反面、辛いことも語学や文化の違いなどで多いことは確かなのでこうした形で振り返れるのは精神衛生上かなりいいことかなと思っています。笑

 

 

4.他の人からの反応をもらえるようになった

これもブログをする上でかなりメリットの部分かなと思っていて、シャイな自分はなかなか自分の思っていることを口に出せないのですが、ブログを通して自分の経験や考えを他の人に伝えれるようになりました。

 

個人的には「話す」中で自分の意見をスピーディーに組み立てていくよりも、「書く」ことの方が相手にわかりやすく伝えようと工夫する時間をかけられる分、何事も深く考えてしまいがちな自分には表現方法としては向いているのかなと思います。

 

5.「書く」ことの難しさがわかった

これは1の「書くスピードの上昇」と矛盾しているように思いますが、書けば書くほど言葉の使い方や使うタイミングに気を払うようになって、「書く」ことは難しいんだなあと思うことも増えました。自分に関わりの深いテーマであれば書くのはそれほど難しくありませんが、前回の「政治」についての投稿は書いては消して、書いては消しての繰り返しでした。

 

このことに関連する印象深いエピソードがあります。担当教授に留学の志望動機書の添削指導をしてもらったときのことです。教授に「自分の書いた文章を最低10回は音読すること」とアドバイスをいただいたのですが、そのときは正直その重要性がイマイチよくわかっていませんでした。ただこうして文章を書く機会を増やしていくうちに自分の言葉の言い回しの不自然な点がいくつかあることに気づきました。母国語の日本語だからこそ、そういった間違えを減らして、綺麗で読みやすい文章を心がけるべきだなと最近強く感じます。(こうやって書いている間にも変な言い回しをしているんですね汗)

 

6.自分のやりたいことが見つかった

もともとこのブログは自分の留学経験をこれから留学する方や自分の身の回りの人々に発信していくことや、ブログのタイトルにもある通り「日本語力向上」(詳しくは最初の投稿をご覧ください笑 ) のために始めました。こうしてブログを続けているうちに「時間を忘れて夢中になって文章を書いている自分」に気づきました。

 

『留学で学ぶべきは「語学」や「異文化交流」であり、将来はその経験を生かして国際的に働いていく』というのが留学前の「理想の留学生像」で、そうなるべきだと勝手に思い込んでいました。もちろんこうなれば留学は大成功だと思います。でも何をもってその人の留学を良しとするかは自分次第だなと。この2ヶ月言葉もそれほど通じず、うまく自分を表現できない状況で自分を見つめ直す中で「自分らしさ」というものを知り、「書くことを仕事にしたい」という意識が芽生えはじめています。これからの留学経験がどれだけこの「書く」ということに繋げることができるかわかりませんがこのブログが将来に向けた第一歩となればと考えています。

 

------------------------------------------------------

ざっと書き出してみました。もちろんメリットだけでなく、デメリットもあります。ブログのテーマを考えているうちに途方も無い時間が奪われることとか。笑

 

このマレーシアの留学も10ヶ月というタイムリミットがある中で、こうして日本語でブログを書いている時間を少しでも英語力向上に充てるべきなのかもしれません。ただ自分の「好きなこと」を突き詰めていくことで見えてくることが絶対にあるはずだと僕は信じています。

 

ブログを続けていく上でのさらなる課題はより多くの読者の人に自分のブログをみてもらえるようにすること。

これからは身の回りの人だけでなく、自分のことを知らない遠くの人にも発信していけるようなブログ作りをしていこうと思います。

 

かとけい

 

 

 

 

マレーシア渡航78日目:「ヤバい政治」のヤバさを説明できないヤバい自分

お久しぶりです。毎度おなじみかとけいです。

 

また更新が10日ほど滞ってしまいました。

最近はといえば、ルームメイトの誕生日会を家で開いたり、トビタテ生や同じ山の上大学の先輩方と交流したり、今日はユネスコ世界遺産にも登録されているマラッカに留学生のプログラムで行ってきました。

 

ルームメイトの誕生日会で驚いたのが、そのパーティの規模。多くても10人くらいかなと思っていたんですが、蓋を開けたらまさかの20数人の人たちが部屋にひしめき合っていました笑 

日本の誕生日パーティは本当に身内というか、かなり親密な人しか呼ばないイメージが僕の中ではあったのですが、こちらは「友達の友達まで呼んでいいよ」という感覚らしいです。

友達の友達同士初対面で気まずいような気もするのですが、「友達の友達も一度会ったらもう友達」らしいです。笑 人見知りの激しい僕はなかなかそんな風にはいかないんですが、ここマレーシアで暮らしていく以上、もっと社交性がないとダメだなと最近かなり感じています。もちろん前に書いたように何事も焦りは禁物ですが、徐々に徐々に自分のペースでですが。笑

 

マラヤ大学以外の人との交流はほんとに新鮮で、改めて自分が何をしにマレーシアにきていて、これからどうするのかを考える上でとても意義のあるものに感じました。(すごい陳腐な書き方になってしまいましたが笑)まだまだ留学生活も長いですが、この先も見据えて、今できることをしっかりやらなければと思わされました。

 

 

さてさて、そんな自分の近況はさておき、ここ最近はなんといっても「アメリカ大統領選」の話題で持ち切りでした。あまり新聞や報道を読んだりしない自分でもこの数日はいろいろネット記事や動画で情報を得たりしていました。振り返ってみると、自分の知識のなさというか、政治的なことにアンテナを張っていない自分が情けないです。結局SNSなどでみんなが大騒ぎしているのを見て、急いで自分もネット検索に勤しむという「野次馬」みたいなものなので。笑

 

ただ、ここマレーシアでこういった出来事に遭遇できる自分も(不謹慎かもしれませんが)ちょっとラッキーだなと思ったりもします。身近にいる留学生のリアクションが知れたり、「君はトランプが大統領になったことにどう思う」なんて聞かれたりすることも最近は結構あります。というわけで、今日は真面目にマレーシアにいて思う「政治のこと、政治を勉強すること」について書こうと思います。

 

※以下、クソ真面目な文章が続きます。ご注意ください。

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

メディアの情報を信じることの危うさ

今授業で「外交政策分析」という授業をとっている関係もあり、国際政治の歴史や今の世界情勢について少しずつ理解を深めていて(ああ、書いていて情けない笑)勉強すればするほど政治を理解することの難しさを実感しています。

SNSなどが発達した現代でどうしてもそのメディアがまことしやかに流す情報を信じてしまい、それを拡散してしまいがちですが、一度その情報に疑いの目を向けてみることが大切であること、とか。

 

今回のトランプの件で言えば、ほとんどのテレビ、新聞メディアが民主党クリントンが勝つだろう、と予想していたのにも関わらず、まさかのトランプ勝利でメディアに対する不信感が高まりました。またトランプ支持層についてメディアは「白人のブルーカラー労働者」であり、低賃金、低学歴の人たちが大半である、と報道していましたが、選挙結果では「高所得の人ほど、トランプを支持していた」ということがわかりました。

 

実際、自分もクリントン寄りのメディアの流す情報から何となく「クリントンが勝つんだろうな、クリントンに勝ってほしいな」なんて思わされていました。今回の一件でメディアの情報を思考停止に受け入れてしまうことの危うさを思い知らされた気がします。

 

トランプのヤバい政治を説明できないヤバい自分

もう一つ思ったのは「トランプが勝った。これはヤバい」と思う自分がいる一方で、何が「ヤバい」のか説明できないのはもっと”ヤバい”ということ。「ヤバいよ、ヤバいよ、でも何がヤバいかわからないよ。とりあえずみんなヤバいっていてるから、ヤバいよ」と自分の頭の中はこんな感じになっていたのですが、冷静になって考えてみたときにこの感情の波に呑まれて、「なんでトランプなんだ。トランプはヤバい、とにかくヤバい」から話がまったく進まないのもヤバいなと。何がどうヤバいのか知らないと、と思いました。

ネットで検索すればそこら中に今回の選挙戦の解説が出ていますが、さきほど「情報の信憑性」について書いたように、「へえーそうなんだ経済がヤバいんだ」と他者から得た情報を鵜吞みにするのも、”ヤバい”気がしてきました。じゃあどうしたらその”ヤバさ”を正確にとらえられるか、という点で、結局自分の頭で考えるしかないんだなと。

 

もちろんまだまだ勉強不足過ぎて自分の頭で正確に考えれるレベルにありませんが・・・。ただ近い将来「君はどう思うんだ?」と言われたときに「なんか経済とか移民とかヤバいって聞いたし、そうなんだと思う」ではなくて、「こんな報道がされてるけど、○○のことを考えたら自分としてはこう思う」と考えれるようになりたいなあと。その点で、政治を「政治学」として学問として学ぶことも単なる教養にとどまらず、収集した情報を体系づけて、結論を出していくために必要不可欠だと思います。

政治学に限らず、文系の学問は「すぐに役に立たない」「理論ばかりで、実践的じゃない」なんて揶揄されるけど、ネットや文献から得た情報から「答えのない問題」についての答えを自分で導き出していく中で、文系の学問は考え方を養えるんじゃないかなと最近思ったりします。だから文系の学問は「すぐに役立たないけれど、後からじわじわ効いてくる」タイプのものじゃないかなと思います。

 

今回のトランプの一件で自分も含め、多くの人が底知れぬ「ヤバさ」を感じたのは事実だと思います。実際SNSの中で政治がらみのことでこれほどまでに話題になったのは前代未聞ではないでしょうか。どうヤバいのかをわからないこともヤバいですが、ヤバいかどうかもわからないのはもっとヤバい。「ヤバい」と思うことが政治について知るきっかけになるんじゃないかなと。

 

今回トランプが移民や経済政策、ジェンダーの問題などについて物議をかもし、(そのパフォーマンスの良し悪しは抜きとして)、その各々の「ヤバさ」をその根底にある問題について世界中の人々に知らしめました。しかもその歯に衣着せぬ発言にも拘わらず大統領になったということでアメリカ社会の闇、ヤバさについても垣間見ることができました。SNSなどですぐに情報が受け取れる時代、これらのヤバさが当選後の暴動も含めあっという間に広がり、より多くの人が「政治」に興味を持つ、持たざるをえなくなった、という点でトランプの貢献するところは大きいのかなあと思います。

 

 

かとけい

マレーシア渡航68日目:「英語難民」の留学生存戦略

こんばんは。干物を食べたせいで部屋中に魚の匂いが充満しております、かとけいです。

 

mid-term breakも終わり、ついに第一セメスターも後半になりました!ここまでほんとあっという間に来てしまいましたが、ここから先もかなり苦しめられることになると思います笑

 

「これからレポートやプレゼンの発表も増えていく中で、自分のこのなけなしの英語力でいかに生き残っていくか。」(別に死ぬわけじゃありませんが笑)

最近考えたことをとりあえず書き留めておきたいと思います。

実は今も直近の課題に追われているので、今回は日本語オンリーです。

お許しください。笑

まず最初に前提として、何度も書いてしつこいかもしれませんが、僕はあまり英語(語学)が得意なほうではありません。もちろん自分がこれまでに英語に割いてきた時間があまり多くないので、得意・不得意とは簡単に言い切れないというか、ちょっとした言い訳になっているようなところもありますが。笑

 

じゃあそんないわゆる「英語難民」の僕がアカデミックで専門的なことを英語で学ぶというかなりハードルの高い海外の大学でいかに生き残っていくか。

幸いなことに僕は欧米圏の大学ではなく、マレーシアという英語がノンネイティブの国に留学しているだけハードルは低くなっているとは思います。

それでも授業はすべて英語であることに加え、周りの生徒は自分に比べたらはるかに英語ができる東南アジアや中南米の生徒(マレーシアや中国、韓国、タイ、フィリピン、インドネシア、インド、メキシコなどなど)が多いので、かなり四苦八苦しています。

 

もちろん英語力に関しては自分の努力次第のところもありますし、バックグラウンドの異なる他の国の留学生と比較してもどうにもならないかもしれませんが、あえて自分がこの中でいかに自分の意見、考えを発信していけるかを考えると、「英語力」そのもので彼らと真っ向勝負するのはかなり無謀だなあと。

特に自分の不得意な分野では同じ時間を割いたとしても勝てるわけがありません。

 

かなり前のことですが「得意なこと、好きなこと」というテーマでこのブログに投稿したと思いますが、僕にとって英語は「好きなこと」ですが、決して「得意なこと」ではありません。だからといって努力を怠っていいということには決してなりませんが、時間を割くのであれば、自分の得意なところに最大限時間を割いたほうが自分の強みになるんじゃないかなあと個人的に思っています。

 

自分にとって好きなことはこうやってブログをのびのびと書いていることだったり、ひたすら何かのことをぼーっと考えていることです。

「とにかくひたすら考えること、それを書き言葉にして発信していくこと」

もちろん自分よりも何倍も発想力が豊かで、書くのがうまい人はごまんといますが、裏を返せば苦手で、嫌いなことで戦っても勝ち目はないなと。

 

それをレポートやプレゼンの枠組みで考えるのであれば、「発想力」や「プレゼンのわかりやすさ」に力を入れたりすることになるのではないかと思います。

仮に自分が英語力にこだわり、文法や言い回しに忠実なプレゼンを作ったとしてもそれがオーディエンスにとって面白いものかどうかは全く別の話です。

むしろ面白いもの、知的好奇心を搔き立てるようなものを考えて、なけなしの英語力をなんとか駆使して形にしていくこと。僕はこれに注視していきたいなと考えています。

その中で自分に必要な英語の言い回しであったり、補わなけばならない改善点が出てくると思うので、それを次への教訓として成長していければなあと思います。

 

 

これまでもその「発信」という点でこのブログもそうですが、サークルの広報活動、トビタテ留学JAPANの選考のための発表準備、授業のプレゼンテーションやレポート作成をやってきました。

その中で思ったのですが、不思議なことに「どうしたら面白いことをかけるかな、どうしたらうまいことこの点とあの点の論理が繋がるかな」なんて妄想にふけっているときは時間を忘れて没頭できているに気づきました。この考える時間を大切にして、それをアウトプットしたときに「面白いプレゼン」「わかりやすいレポート」といった知的生産物が作れたらなあと思ったりしています。

 

「知的な面白さ」と「学問的な重要性」を共存させるのが難しい点ですが・・・。

例えば「このテレビゲームの面白さについて学問の点から語ります!」と言っても、テーマがラフすぎるのと、関連する文献がほぼほぼ見つからず、そのテーマの信用性そのものが揺らいでしまったり、その分野における学問的な貢献ができそうになかったりすることがしばしばある気がするのでそれが玉にきずです。

実際2年生のときに「twitterが日本で人気である理由」なんてテーマで英語でグループディスカッションをして、参考にする資料がまったく見つからず、半ばこじつけで仕上げてしまったという苦い思い出もあります・・・。

いかにも自分たちの共通するラフな話題を取り上げて、それを学問的に追究するのも、自分のその学問に対する無知さも相まって、結果的に難しいものになってしまうこともあるので、この「発表そのものの面白さ」と「学問的な意義・貢献」のバランスもアカデミックの世界では考えていかなければと妄想しています。

(あくまで自分の経験の浅い中で考えた妄想です。笑 全然その道に詳しいわけではなく、個人的な見解なのでその点はご容赦いただけますとありがたいです。)

 

 

いろいろグダグダと書いてしまいましたが、まとめると

今期セメスター後半は「発信力」という点から「とにかく見ている人を楽しませる、飽きさせないプレゼン、レポートを作ることを意識して、その中で自分の苦手な英語でも伝わるようなわかりやすい論理構成、デザインを考えていきたい・・・」

 

なんてまた妄想にふけっているかとけいでした。

 

かとけい

 

 

From Malaysia 64th: English blog is started

Finally I decided to write a blog in English as well as in Japanese!

 

Before writing the main topic in this blog, let me introduce myself.

 

"I am Keita Kato. I am from Japan. I am a third year student at Kanazawa University. My living place, Kanazawa, is the capital city in Ishikawa Prefecture. It is located on the Sea of Japan coast, and the city is known as one of the most honorable historical and cultural places in Japan.

I major in International studies in my university, especially I have interested in Diplomacy in US &Asian counties and Halal food. (acceptable food for Muslim) 

Now I am studying in University of Malaya as an exchange student until July in order to deepen my academic knowledge, to brush up my English skill, and to broaden my mental horizons. "

 

It's me. I started this blog on this August to share my idea, thought, and experience as an exchange student who goes to Malaysia. I have written it only in Japanese so far, but I decided to write it in English as well as Japanese mainly because I would like to get more people read this blog. I also would like to cultivate my writing skill in English and Japanese.  If you have more inquiries or comment, feel free to write down it. 

 

In this blog, I will introduce one Japanese word and my idea and experience connected with the word in every article. By and large, The contents in English is almost the same as Japanese ones, but sometimes different due to the difficulty of translation. Besides, I expect that I can't fully express my feeling in English because of my poor English proficiency. lol 

In addition, my article is sometimes redundant as I don't get used to write it in English. Please comment on that if you don't understand what I wrote. 

 

------------------------------------------------------

Today's Japanese word is "コミュ症" .(Comyu-Shō) This word is abbreviation of the word, ""Communication Shōgai" (Communication Disorders) It cannot be translated into English directly, but the closest meaning is "extremely shy."  

 

We tend to regard the shyness as a sort of "disease". (disorder) This is why, this word is used toward shy people. In most of the case, this word is used by oneself, in self-abuse way even when the person or people don't have such disorders. This word is also used especially by young people in Japan. 

 

Ex)  Ohhh....I couldn't say anything to her.... I am Commu-Shō.....

        

It is said that a bunch of Japanese people are "shy", sometimes "too shy" like me. lol Of course, just because you are Japanese, it doesn't mean that you are shy. It depends on the character. I think, however, a lot of Japanese people including me have tendency not to open their mind against others immediately. Besides they keep silent instead of insisting their individual opinion in order to avoid their squabble. 

 

Let's say you go to Tokyo. How can you find Japanese guys who speak to strangers for no reasons? Everyone in train or bus keeps silent without speaking to other people. Most of them are reluctant to talk to strangers.

(It doesn't mean you cannot ask them the location or something when you go to Japan. Most of them are generous enough to tell you that.) 

 

Let me give another example. Suppose you take lecture with Japanese students in Japan. The lecturer would ask you to speak up your opinion. Then how many Japanese students would raise their hand to insist their opinion??? I guess zero or one. 

 

In my view, there things are closely connected with a lot of complicated factors, but one of the biggest reasons is 'shyness'. 

 

Most Japanese people are aware of this fact that they are so shy. Therefore, we tend to use this word in self-torment way, I guess. 

 

This cultural aspect sometimes seems to be hard to understand for foreign people. We cannot say that it is good or bad because It is a kind of 'culture'. However, even if I am shy and not good command of English, I firmly believe that it is greatly important for me to have my own opinion and spread my thought and experience by using my own words from my own viewpoint as a Japanese.