ホモサピエンス日誌。

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マレーシア渡航80日目: ブログを書くことのメリット

1日、いや半日しかあけずの投稿になってしまいました。笑 

「こいつ暇なのか」と思われそうですが、これから2週間はプレゼン、レポート攻めになので暇なうちに投稿します。

 

前回のちょっと政治的なネタとは打って変わって今日はライトな話題で投稿します。今日の話題はズバリ「ブログを書き始めて感じたメリット」について。

 

ブログを書き始めて80日。15、16本程度しか投稿してないということでまだまだ駆け出しブロガーですが、今までこういった形式の長文を誰かに見せるという経験が大学のレポート以外になかった自分にとってはとても新鮮な経験でした。

 

今回は自分の気付いたブログを書くことのメリットを何点か挙げてみようと思います。

 

1. 文章を書く速度が上がった

これは最近かなり感じることで、最初の頃はブログ一本書き上げるのに5時間くらいかかっていたのですが、今だとライトな話題であれば1時間弱あれば書くことができるようになりました。

 

最初のうちは文章の書き始め方、終わり方が全くわからない状態だったので文章のスタイルを決めるのに時間がかかっていたんだと思います。今ではだいたい頭の中で最初にこの話題を出して、本題に入って、最後はフワッと抜けるみたいな感じで文章構成を考えれるようになりました。後から見返して冗長なところ、何が言いたかったのか自分でわからなくなるときもたまにありますが。笑

 

2.毎日を新鮮に過ごせるようになった

ブログを書くにあたって「テーマ決め」をするのが個人的にかなり難しいのですが、逆に言えば日々の中でブログの話題になるようなことを無意識で探している自分がいたりします。僕の場合は自己の内面的なことであったり、英語勉強のことについてが多く、旅行先での体験などについての記述が少ないですが、それも自分の文章スタイルのひとつなのかなと。最近はブログの幅を広げるために「英語投稿」といった新しい試みも始めていますが、これはかなりまだまだ未発展で、テーマ探しも難しく、実は2、3本投稿がボツになっています。笑

 

3.自己の振り返りができるようになった

もちろんブログ以外でも日記等で自己の振り返りはできますが、怠惰な自分にとっては「更新しなきゃ」というプレッシャーで続けられるブログが向いていることに気がつきました。

 

留学中は楽しいことも多い反面、辛いことも語学や文化の違いなどで多いことは確かなのでこうした形で振り返れるのは精神衛生上かなりいいことかなと思っています。笑

 

 

4.他の人からの反応をもらえるようになった

これもブログをする上でかなりメリットの部分かなと思っていて、シャイな自分はなかなか自分の思っていることを口に出せないのですが、ブログを通して自分の経験や考えを他の人に伝えれるようになりました。

 

個人的には「話す」中で自分の意見をスピーディーに組み立てていくよりも、「書く」ことの方が相手にわかりやすく伝えようと工夫する時間をかけられる分、何事も深く考えてしまいがちな自分には表現方法としては向いているのかなと思います。

 

5.「書く」ことの難しさがわかった

これは1の「書くスピードの上昇」と矛盾しているように思いますが、書けば書くほど言葉の使い方や使うタイミングに気を払うようになって、「書く」ことは難しいんだなあと思うことも増えました。自分に関わりの深いテーマであれば書くのはそれほど難しくありませんが、前回の「政治」についての投稿は書いては消して、書いては消しての繰り返しでした。

 

このことに関連する印象深いエピソードがあります。担当教授に留学の志望動機書の添削指導をしてもらったときのことです。教授に「自分の書いた文章を最低10回は音読すること」とアドバイスをいただいたのですが、そのときは正直その重要性がイマイチよくわかっていませんでした。ただこうして文章を書く機会を増やしていくうちに自分の言葉の言い回しの不自然な点がいくつかあることに気づきました。母国語の日本語だからこそ、そういった間違えを減らして、綺麗で読みやすい文章を心がけるべきだなと最近強く感じます。(こうやって書いている間にも変な言い回しをしているんですね汗)

 

6.自分のやりたいことが見つかった

もともとこのブログは自分の留学経験をこれから留学する方や自分の身の回りの人々に発信していくことや、ブログのタイトルにもある通り「日本語力向上」(詳しくは最初の投稿をご覧ください笑 ) のために始めました。こうしてブログを続けているうちに「時間を忘れて夢中になって文章を書いている自分」に気づきました。

 

『留学で学ぶべきは「語学」や「異文化交流」であり、将来はその経験を生かして国際的に働いていく』というのが留学前の「理想の留学生像」で、そうなるべきだと勝手に思い込んでいました。もちろんこうなれば留学は大成功だと思います。でも何をもってその人の留学を良しとするかは自分次第だなと。この2ヶ月言葉もそれほど通じず、うまく自分を表現できない状況で自分を見つめ直す中で「自分らしさ」というものを知り、「書くことを仕事にしたい」という意識が芽生えはじめています。これからの留学経験がどれだけこの「書く」ということに繋げることができるかわかりませんがこのブログが将来に向けた第一歩となればと考えています。

 

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ざっと書き出してみました。もちろんメリットだけでなく、デメリットもあります。ブログのテーマを考えているうちに途方も無い時間が奪われることとか。笑

 

このマレーシアの留学も10ヶ月というタイムリミットがある中で、こうして日本語でブログを書いている時間を少しでも英語力向上に充てるべきなのかもしれません。ただ自分の「好きなこと」を突き詰めていくことで見えてくることが絶対にあるはずだと僕は信じています。

 

ブログを続けていく上でのさらなる課題はより多くの読者の人に自分のブログをみてもらえるようにすること。

これからは身の回りの人だけでなく、自分のことを知らない遠くの人にも発信していけるようなブログ作りをしていこうと思います。

 

かとけい