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マレーシア留学 総括① 英語力はどうなった?(その1)

マレーシアからこんにちは、毎度おなじみかとけいです。

ここ1カ月ほどブログを更新できず、ごめんなさい・・・

実はここ1カ月はレポート提出やレポートに追われ、なかなかまとまった休みが取れずにいました。そんなことで地獄のテスト週間が終わり、ふと振り返ってみると、「あれ、もう帰国まで1週間しかないやん!!」と。

 

これはこれまでの振り返りをせずにはいられない、ということで今回からは「マレーシア留学 総括」と称して、これまでの10カ月の留学生活を振り返ってみようと思います!

 

 

総括編第一回目のテーマはずばり、「英語力」!!留学に興味を持っている皆さんにとっては「留学するとどのくらい英語力が伸びるのか」ということが気になるところだと思います。

 

そこで今回は僕の留学経験を踏まえながら、英語力の変化について書いていこうと思います。

 

 

「英語力」ってなんやねん。① 大学で求められる英語の4スキル 

さてまず英語力の変化について書く前に、そもそも「英語力」っていう言葉がクセモノです。英語力が高い、低いといっても具体的にはどういった力を指しているのかわかりませんよね?

 

そこでまずこの「英語力」の正体について「4つの英語技能」「英語活用レベル」の二点に絞って僕なりに説明してみようと思います。

 

①「英語力」4つの技能

 

1. リーディング (読解する力)

2. リスニング(聴解する力)

3. ライティング (書く力)

4. スピーキング (話す力)

 

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さてまずこれについては説明不要かと思いますが、英語力を図る指標としてこの4つがよく用いられますね。特に1と2のリーディングとリスニングはTOEIC、受験勉強等で集中的に勉強する分野なので馴染みがあると思います。

 

3と4のライティング、スピーキングのアウトプット能力については、論文を英語で書いたり、プレゼンを英語で発表したりする大学やその後の社会に出てから重視されるようになってくる力ではないでしょうか。

 

もう少し詳しく見ていきましょう。

 

「リーディング力・リスニング力」の項目では読む力、聞く力ではなく、「読解」「聴解」する力と書きました。というのも基本的には大学レベル以上の英語では専門的な事柄について書かれた本について授業で取り扱うようになり、ただ「読む」「聞く」というよりは、それを「読み解いていく」「聞いて理解する」といった力が必要になります。(※大学レベル以上での「英語での学び」に限られますが)

 

「いやいやでもそんな専門書を読む人なんてごく一部でしょ?」とそんな声が聞こえてきそうですが、逆に考えてみてください。その「ごく一部」の人にしか与えられていない知識にアクセスできるようになるということはとてつもないメリットではないでしょうか。

 

例えば、あなたが英語で政治学の授業を英語で取ったとしましょう。はじめは専門用語だらけでなんとなく本は「読める」し、先生の話も「聞ける」けど、一体それがどう重要で、どう次の学びに活かしていくかはわからないと思います。ただそういった授業をこなしていくうちに、何を学ぶべきで、どう活用したらいいかわかるようになります。

 

その状態で新聞を読んだとき、そこには違った世界が広がっているのではないでしょうか。もちろん日本語の文献からもそういった知識は得られますが、直近の情報であったり、日本があまり進んでいない分野についての情報も、英語の文献をあたれば見つかるかもしれません。

 

このように「ごく一部」の人しか持っていないものを読み、聞き、理解して、自分のものとして吸収して、「ほかの人にはない価値を生み出せる」ようになるのが「リーディング、リスニング」を大学レベルで学ぶメリットではないでしょうか。

 

少し話が逸れてしまいました。

 

ライティング、スピーキングについて。

これも一口に「書く力」「話す力」と単純化できません。

 

極端な話をすれば、"I can write English"と書くのもライティング力にあたるかもしれませんが、大学で英語を学ぶ以上もっと高度なライティング力が求められているのは当たり前です。

 

大学ではネイティブスピーカーや準ネイティブスピーカーの洗練された英文を書く、流暢な英語を話すことが理想とされますが、そのレベルに達するのは本当に難しい。ただだからといって適当なことを何でも話せばいいというわけではなくて、読み手、聞き手にとってなにかしら「価値のあるもの」を生み出さなければなりません。

 

"I can write (speak) in English" といったところで別に相手は「ふーん、そうなんだ」くらいにしか思いません。(笑)「日本語話せます」と外国人の方に言われたら「おおすごいね!」とはなりますが、英語はもはや世界共通語と化しているので少しくらい話せたり、書けたりするくらいではなんとも思われません・・・。

 

(「日本人なのに、英語話せるんだね!」と言われ、まるで赤ん坊と話すみたいな態度をとられるのは少し屈辱だったりするわけで・・・笑 もちろんまだまだ英語力が未熟だからだろうけど・・・)

 

だから、多少言い回しがおかしかったり、詰まり詰まりになりながらでも、「聞く(読む)価値のある話」、例えば授業で「この人はちゃんと予習してきていて、授業に貢献しようとしている」と教授に思わせる話し方をしなければいけません(まあ僕の場合、たいてい「何言ってんだこいつ・・・」状態だったかもしれませんが・・・笑)

 

長くなってしまったのでまとめると、「なんでもかんでも話せばいい、書けばいいってもんじゃないよ。大学ではそれなりの価値を持った発言、論文が求められるよ!」って話でした。

 

「英語力」ってなんやねん。② 実用レベル

二つ目の基準は「実用レベル」。これは「英語習熟度」とは違います。要は、どういったシチュエーションでその英語を使うか、という話です。友達と気軽に話すときに使う英語なのか、それとも仕事で使う英語なのか、はたまた専門性の高い英語なのか、ということです。

 

図にしてみました。こんな感じです。

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なぜ「専門性が高い英語」がピラミッドの一番上に来るかというと、一つ目の理由は先ほども書いたように「一番希少性が高い」分野ではないかと思っているからです。仕事での「オペレーションスキル」としての英語はある程度決まりきった言い回し等があり、それほど語彙の多さ、言い回しの豊富さは求められません。それに対して学問は(特に社会科学系は)「言葉でいかに表現し得るか」ということがポイントになってくるのでかなり豊富な表現力が要求されます。

(※あくまで「英語」という言語にフォーカスした時の「言語の活用レベル」についてです。学問より仕事のほうが楽とかそういうことを言っているわけではないのであしからず)

 

といっても僕は、ゲストハウスのアルバイトでしか、この「オペレーションスキル」としての英語を使っていませんので、断定はできません。またその職務の専門性のレベルによってもそのレベルは変動すると思います。

 

2つ目の理由は下のベースとなる英語力がない状態で、この専門的な英語を学ぼうとすると、結局その下の部分までカバーするために時間を費やさなければなるということです。

 

どういうことか。つまり、日常英会話が全くできない状態で、交換留学生として大学に入学すると、授業はおろか、学校の手続きすらもままならない状態になります。しかも友達との会話も限定的なものしかできないので、うまく友達もできない・・・という最悪の状態に陥ります。

 

ぶっちゃけ僕がそうでした。笑 前期セメスターは授業とかそれ以前に、マレーシアで生きていけるのかどうか怪しい状態でした。人間、そこまで追い込まれると不思議なもので何とかしようと頑張るんですね。なんとかマレーシアで生き抜いていけるだけの英語力はつきました・・・

 

だから「大学留学は専門的なことしか学ばないから、実用的な英語力は伸びないよ」というのは真っ赤なウソだと思います。

 

授業でいい成績をとるためには先生や友達にわからないところを聞いたりするための日常英会話力、事務手続きでトラブルが発生した時にスムーズに事を解決するオペレーションスキルとしての英語力、と結局土台となる力を伸ばしていくことになるのです。

 

「専門性の高い英語」を学ぼうとすると、「専門性の低い英語力も伸びる」というのは逆説的ではありますが、「英語を学ぶ」ことではなく、「英語で学ぶ」ことで英語力の伸びが加速しているというのは非常に的を得ていると思います。

 

・・・てなわけで、「留学で英語力はどうなった?」という話から、そもそも「英語力」ってなんやねん?という話になり、結局まだ本題の自分の英語力についてあんまり書いていませんね。笑 長くなってしまったので、また2回に分けて書きたいと思います。いつもいつも長文、長文ですいません。笑

 

それでは今日はこの辺で!