ホモサピエンス日誌。

ホモサピエンスの中のホモサピエンスに告ぐ。

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「書く」ことを私事(シゴト)ではなく、仕事(シゴト)にするということ。

どうもマレーシアからかとけいです。

今回のテーマは、このブログを続けているうちに興味をもった」『「書くこと」を仕事にすること』について。

特にブログであったり、新聞メディアなど誰かに情報を発信していくときに「書く」という行為は予想以上に難しく、読者がインプットしやすいように」アウトプット(書いていく)することに重きを置かなければいけません。

 

ちょっと難しい言い方になってしまいましたが、要は「ブログを読むのは楽だし、タメになるんだけど、書くことって難しいよね」ってことです。

 

 

誰にでもできて、誰にでも発信できるのが「書く」ということ

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「書く」というのは誰にでもできる行為で、日記をつけたりだとか、日々の業務内容について書いたりだとか、なんらかの形でほぼすべての人が「書く」ことで記録をつけていると思います。

 

もちろんそれが紙に書きだしているのか、パソコンに打ち出しているかの違いはあれど自分の考えをアウトプットするためのものであるに違いはありません。

 

僕はここでそれを「書く」ことと表現しています。

 

SNSが普及していく中で誰もが自分の考えや意見を発信できるようになっています。

もちろんゴシップネタや趣味のことだけでなく、政治的な意見についても「私は好悪ものだけれど」とモノ申すことができる「評論家」になることができます。

で、それに対して「こいつ意識高いなー」とか「誰目線で語ってんだよ」とか思う人ももちろんいます。

 

まあその良し悪しは置いといて、ここで問題にしたいのは誰もが意見を表明できるようになった時代、誰もがそれを見ることができる。でも、逆に『特定の誰かに見てもらえるような文章を作るのが難しくなった』ということ。

 

 

誰にでもできる、誰にでも発信できる、だからこそ難しい「書く」ということ

ややこしい言い方になってしまいました。もう少し説明を加えます。

 

例えばtwitterで何か面白いネタを投稿したとします。フォロワーの人は間違いなくそれを見てくれるでしょう。もちろん流し読みかもしれないけど、その人の目に届く範囲にあることは間違いない。

 

でも膨大な投稿の中から自分の投稿を自分の知らない不特定多数の人に拡散(リツイート)してもらおうと思ったらどうでしょう。これは難しい。だってその不特定多数の人は自分のことを知らないし、興味も持ってないわけだから。

 

じゃあ自分に興味を持っていない誰かさんにまで自分の投稿を届けるにはどうしたらよいでしょうか。これはもう、その投稿そのものの内容を極限まで高めていくしかない。

 

それが今までになかったような見方を提供することなのかもしれないし、共感を呼ぶ文章を書くことなのかもしれない。工夫の仕方は無限にあると思います。

 

ただこの工夫をしたからといって、確実にリツイート数を稼げるわけでもない。そんな方法があったら誰もがTwitterで人気者になっちゃう。こんな風に不特定多数の人に自分の投稿を見てもらうことは難しい。

 

これは自分の書いているブログにもいえること。

自由に自分の書きたいことをかけるんだけど、だからといって誰にでも読んでもらえるわけじゃない。

 

だからこそ工夫をしていかないといけない。どんな工夫をしたらよいでしょうか?

 

 

誰にでも発信できるからこそ、「誰か」に届ける意識を持つこと。

読む人に焦点を当ててみましょう。その人がSNSやブログを読む時間は限られています。

 

Twitter等であれば、一投稿あたりに目を通す時間なんてほんのコンマ0.3秒程度でしょうか。ただその中で興味を引くものについては他の投稿よりも真剣に読みます。

 

ブログではどうでしょうか。ブログの場合はタイムラインなるものが存在しているわけではないので、基本的にはgoogleなどの検索エンジンからの流入が主でしょう。

 

またブログは文字制限のあるtwitterなどに比べれば、文章量が多い。だから読み手もその情報に自分の時間をかける価値があるかを慎重に吟味します。(意識的であるにせよ、ないにせよ)

こう考えてみると、ブログはより読み手を意識して書かなければいけないことがわかります。

 

じゃあ具体的にはどういう工夫なのよ?ってことですが、これはもう漠然と「読み手を意識した書き方」としか言いようがありません。

 

ただこれだけは意識して書かないとダメだなと思ったのは、「ブログを書いている『自分』ではなく、ブログの『記事』そのものに注目が集まるようにしないと」ということです。

 

自分を知らない人が「私の近況」をじっくり読んでくれるでしょうか。

かなり辛口な書き方になってしまいましたが、自分が思っているほど他の人は自分に興味をもっていない、と思うのは僕だけでしょうか?

特に自分が有名人であるわけでもないので、ブログを書いている自分に焦点を当てる書き方はより多くの読者の方に読んでもらう上では効果的でないなあと。

 

 

「自分の意見を書くこと」を否定しているわけではありません。面白い見方、アイデアが文章をよりオリジナリティーあふれるものにすると思うからです。

 

むしろ、その意見からその根底にある自分の考え、ひいては自分自身に興味を持ってもらう、というのがいいのかもと思ったりするわけです。

 

「書く」ことを私事でなく、仕事にすること

ここまでかなり偉そうに書いてきましたがが、僕自身読み手を意識して書くようになったのはほんとここ数日のことです。

それまでには自分の書きたいことを散漫に書き散らかしていたのです。笑 こんな散漫な文章を読んでくれた方には本当に感謝を申し上げたいです。本当にありがとうございます。

 

ただ、「書くことを仕事にしたい」と思うようになってから、少しブログに対しての見方が変わりました。

 

このままブログを自分の書きたいことをつづる「私事」(わたくしごと)でもいいかもしれない。

ただ、自分が将来「書く」ことを職業にするのであれば、このブログも「仕事」(しごと)としての準備段階として、読み手を意識して書いていかなければならないと。

 

と書きながら、「あれ今俺、私事書いてる」と思ったわけですが。笑

こんな「仕事論」を語るにはまだまだ青すぎる自分ですが、自分への戒めというか、こういう覚悟でブログを書くぞ、という意気込みを込めて書いてみました。

 

実際全員が全員やりたいことを仕事にできるような甘い世界ではないでしょう。

ただ「やりたいことを仕事にしよう」という意識すらなかったら絶対そこにはたどり着けないなと。そういった意味でこのブログは自分への可能性への挑戦でもあります(大げさだけど笑)

 

この「私事と仕事」関連のことはかなりのブログの初めのほうでも書いたのでよければこちらでもどうぞ。

 

kato-kl.hatenablog.com

 

自分の中にある「やりたいこと」「得意なこと」を私事にするのではなく、仕事にするには?というテーマで書いています。

 

 

「好きなことを仕事にする」というテーマの記事では他のブロガーの記事ですが、こちらがかなり参考になると思います。特にゲーム業界に就職したいと考えている方にこのブログは超絶おすすめです。(もうご存知でしたらすいません笑)

blog.lusaku.jp

 

まとめ

長くなってしまいましたが、今回は「書く」ことを私事ではなく、仕事にするということがどういうことなのかを書いてきました。

その中でSNSなどの投稿で気軽に書いていくことと、ブログなどで「読者」を意識する中で書いていくことの違いについて考察しました。

 

僕は「書く」ことのプロフェッショナルでもなんでもないし、生意気かもしれませんが、へっぽこブロガーとして思うことを書いてみたわけです。ぜひこの投稿が、「書く」ことを「仕事」にしたいと考えている方の参考になれば幸いです。