ホモサピエンス日誌。

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マレーシア渡航82日目:フィリピン最強にして最大の珍味「バロット」を食す

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※今回の投稿は少しというかだいぶグロテスクな写真が含まれます。苦手な方はお控えください。

 

まだまだ夏が続く(というか冬が来ない)暑いマレーシアからこんにちはかとけいです。

 

今日は昨日の深夜にフィリピンの友達にもらったフィリピンの珍味「バロット」について紹介したいと思います。

 

バロットはフィリピン、ベトナムで食べられている孵化寸前のアヒルの卵です。「え、孵化寸前のアヒルなんて食べれるの?」ええ、食べられます。実際昨日2個いただきましたから。

 

外見はただの卵とそれほど変わらないのですが、殻を割ってビックリ、中から孵化寸前のヒヨコが姿を現します。前々からその存在については知っていましたが、間近で見たときのインパクトは半端じゃないです。

 

フィリピン人のルームメイトたちに「美味しいから食べなよ」と勧められたものの、あまりの見た目のグロテスクさに中々口に持っていけません、、、 

 

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 (一枚目。ヒヨコさんこんにちは)

 

食べるかどうかだいぶ迷った挙句、ここで食べなかったら男じゃない!と恐る恐る口にしてみると…

 

「…あれ、普通にうまい…」

まさかのまさか、グロテスクな見た目からは想像できない繊細なお味です。

写真の黄色い部分は黄身にあたる部分で普通に美味しく頂けますし、他の白い部分は柔らかいレバーの味、アヒルさん本体は鶏肉の味がします。

 

気付いたら2個目に手が伸びていました。ただ流石の2個目の中身には震えました。

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(二枚目。もはやアヒルさんそのもの)

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(三枚目。アヒルさんこっち見てくるし、罪悪感がすごい)

 

さすがに戦慄しました。ただもう深夜の3時を迎えていることもあり、みんな変なテンションなので、「大丈夫、食べれるよね、ごめんね、アヒルさん」ということで命に感謝していただきました。

 

味はやっぱり変わらず繊細で美味でした。アヒルさんありがとう。

 

みなさんだいぶ引かれてるかと思いますが、ほんとにこれ、美味しいです。冗談抜きで、普通の卵より美味しいです。ぜひ珍味に興味がある方、新しい世界を覗いてみたい方お試しあれ。

 

P.S. 今回のバロットで各国の珍味に興味がわいたので、また他の国の留学生に紹介してもらおうと思います。笑

 

かとけい