ホモサピエンス日誌。

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マレーシア渡航68日目:「英語難民」の留学生存戦略

こんばんは。干物を食べたせいで部屋中に魚の匂いが充満しております、かとけいです。

 

mid-term breakも終わり、ついに第一セメスターも後半になりました!ここまでほんとあっという間に来てしまいましたが、ここから先もかなり苦しめられることになると思います笑

 

「これからレポートやプレゼンの発表も増えていく中で、自分のこのなけなしの英語力でいかに生き残っていくか。」(別に死ぬわけじゃありませんが笑)

最近考えたことをとりあえず書き留めておきたいと思います。

実は今も直近の課題に追われているので、今回は日本語オンリーです。

お許しください。笑

まず最初に前提として、何度も書いてしつこいかもしれませんが、僕はあまり英語(語学)が得意なほうではありません。もちろん自分がこれまでに英語に割いてきた時間があまり多くないので、得意・不得意とは簡単に言い切れないというか、ちょっとした言い訳になっているようなところもありますが。笑

 

じゃあそんないわゆる「英語難民」の僕がアカデミックで専門的なことを英語で学ぶというかなりハードルの高い海外の大学でいかに生き残っていくか。

幸いなことに僕は欧米圏の大学ではなく、マレーシアという英語がノンネイティブの国に留学しているだけハードルは低くなっているとは思います。

それでも授業はすべて英語であることに加え、周りの生徒は自分に比べたらはるかに英語ができる東南アジアや中南米の生徒(マレーシアや中国、韓国、タイ、フィリピン、インドネシア、インド、メキシコなどなど)が多いので、かなり四苦八苦しています。

 

もちろん英語力に関しては自分の努力次第のところもありますし、バックグラウンドの異なる他の国の留学生と比較してもどうにもならないかもしれませんが、あえて自分がこの中でいかに自分の意見、考えを発信していけるかを考えると、「英語力」そのもので彼らと真っ向勝負するのはかなり無謀だなあと。

特に自分の不得意な分野では同じ時間を割いたとしても勝てるわけがありません。

 

かなり前のことですが「得意なこと、好きなこと」というテーマでこのブログに投稿したと思いますが、僕にとって英語は「好きなこと」ですが、決して「得意なこと」ではありません。だからといって努力を怠っていいということには決してなりませんが、時間を割くのであれば、自分の得意なところに最大限時間を割いたほうが自分の強みになるんじゃないかなあと個人的に思っています。

 

自分にとって好きなことはこうやってブログをのびのびと書いていることだったり、ひたすら何かのことをぼーっと考えていることです。

「とにかくひたすら考えること、それを書き言葉にして発信していくこと」

もちろん自分よりも何倍も発想力が豊かで、書くのがうまい人はごまんといますが、裏を返せば苦手で、嫌いなことで戦っても勝ち目はないなと。

 

それをレポートやプレゼンの枠組みで考えるのであれば、「発想力」や「プレゼンのわかりやすさ」に力を入れたりすることになるのではないかと思います。

仮に自分が英語力にこだわり、文法や言い回しに忠実なプレゼンを作ったとしてもそれがオーディエンスにとって面白いものかどうかは全く別の話です。

むしろ面白いもの、知的好奇心を搔き立てるようなものを考えて、なけなしの英語力をなんとか駆使して形にしていくこと。僕はこれに注視していきたいなと考えています。

その中で自分に必要な英語の言い回しであったり、補わなけばならない改善点が出てくると思うので、それを次への教訓として成長していければなあと思います。

 

 

これまでもその「発信」という点でこのブログもそうですが、サークルの広報活動、トビタテ留学JAPANの選考のための発表準備、授業のプレゼンテーションやレポート作成をやってきました。

その中で思ったのですが、不思議なことに「どうしたら面白いことをかけるかな、どうしたらうまいことこの点とあの点の論理が繋がるかな」なんて妄想にふけっているときは時間を忘れて没頭できているに気づきました。この考える時間を大切にして、それをアウトプットしたときに「面白いプレゼン」「わかりやすいレポート」といった知的生産物が作れたらなあと思ったりしています。

 

「知的な面白さ」と「学問的な重要性」を共存させるのが難しい点ですが・・・。

例えば「このテレビゲームの面白さについて学問の点から語ります!」と言っても、テーマがラフすぎるのと、関連する文献がほぼほぼ見つからず、そのテーマの信用性そのものが揺らいでしまったり、その分野における学問的な貢献ができそうになかったりすることがしばしばある気がするのでそれが玉にきずです。

実際2年生のときに「twitterが日本で人気である理由」なんてテーマで英語でグループディスカッションをして、参考にする資料がまったく見つからず、半ばこじつけで仕上げてしまったという苦い思い出もあります・・・。

いかにも自分たちの共通するラフな話題を取り上げて、それを学問的に追究するのも、自分のその学問に対する無知さも相まって、結果的に難しいものになってしまうこともあるので、この「発表そのものの面白さ」と「学問的な意義・貢献」のバランスもアカデミックの世界では考えていかなければと妄想しています。

(あくまで自分の経験の浅い中で考えた妄想です。笑 全然その道に詳しいわけではなく、個人的な見解なのでその点はご容赦いただけますとありがたいです。)

 

 

いろいろグダグダと書いてしまいましたが、まとめると

今期セメスター後半は「発信力」という点から「とにかく見ている人を楽しませる、飽きさせないプレゼン、レポートを作ることを意識して、その中で自分の苦手な英語でも伝わるようなわかりやすい論理構成、デザインを考えていきたい・・・」

 

なんてまた妄想にふけっているかとけいでした。

 

かとけい