ホモサピエンス日誌。

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マレーシア渡航60日目:留学2カ月。現状とこれからと。

マレーシアからこんばんわ、かとけいです。

前回のブログ更新からだいぶ間があいてしまいました・・・。

 

 ここ2週間はいつものごとくリーディング課題に追われながら、息抜きに海外ドラマでも見るかと思ったら案の定ハマってしまい、リーディング終わらない&海外ドラマ見たいのジレンマで寝不足が続いております。笑 

明日からはMid-term Breakということでルームメイトと留学生の友達とともに、マレーシア国内とシンガポールに行ってきます!

 

 

 先週は日本から持ってきたパソコンがスクリーンとキーボードが分離して(surfaceみたいな感じになりました)まさかのその週までのレポート課題が提出できないかも、というピンチに見舞われました・・・。結局カナダ人の留学生に手伝ってもらい何とかパソコンを買い、レポートを仕上げました・・・。てなわけで今は新しいLenovoのPCを言語設定を日本語化して、カタカタブログを書いています。いやーこの2カ月間ほんとにトラブル続きで嫌になりますが、こうやってトラブルシューティングの力を伸ばしているんだ、って勝手に思い込んだりしております。笑

 

 実際パソコンをマレーシアで購入するにあたり、本当に苦労しました。マレーシアの電脳街(東京で言ったら秋葉原みたいな)のPlaza Royatに行ったのですが、もうそこらじゅうのショップ店員に話しかけられまくるという・・・

 

「そこのお兄さん、このパソコンは15inchのcore i7の・・・で、しかもディスプレイは・・・で、今ならこのガジェットもつけて・・・、なんと特別価格の・・・RMだよ!」(RMはマレーシアの通貨)みたいなセールストークをマッハでするショップ店員にただ頷いて、「OK、OK、わかった、あとでまた来るからよろしく」なんて言って(このショップには二度と入らねー)とそそくさと退散したり・・・。笑

 

 まあ最終的に満足できるパソコンを見つけ、友達のカナダ人にも「うん、まあいい買い物したんじゃない?結構時間かかったけど笑」と若干の苦笑いをされながらも、なんとかなりました。笑

 

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(新しいお部屋。あいかわらず写真のセンスはなし)
 

 で、気づいたらまさかの留学2カ月経過してました・・・。ほんと早すぎてびっくです。この2カ月で何か成長できたのか正直わかりません。授業で毎回発言しようと思いながらも、発言するタイミングを見失ってモンモンとすることもよくあるし、まだまだグループディスカッションで自分の思っている意見が言えないことのほうが多いです。「旅の恥はかき捨て」とフェイスブックで書いた気がしますが、恥をかくのにも勇気がいるし、それができる心の余裕が必要だと感じた2カ月です・・・。以下、「英語に関して」「留学生活全体に関して」と分けて書きます。

 

 

英語に関して

 この2カ月は自分のなけなしの英語力をどうやって改善していくか考えまくった期間でした。笑

 

 前回までで書いたように「大学までの行き帰りでVOAを聞きながら、家ではシャドーイングして録音」することに加え、「NETFLIXで海外ドラマを使った学習」を取り入れました。なぜ今更海外ドラマなんてみてるの?日本で見たら?と思われる方もいるかもしれません。最大の理由は「長続きして、英語に浸れる娯楽」がほしかったことです。

 

自分はシャイでフレンドリーに話に行けない分、スピーキングの機会がどうしても少なくなってしまいがちです。笑 

かと言って英語論文とにらめっこしても日常会話が上達するわけではないので、NETFLIXで「フルハウス」や「ゴシップガール」といった海外ドラマを英語で見ながら、なるほどこのシチュエーションではこんなことをいうのかと吸収しながら、ルームメイトや気の知れた友達に使ってみたり。ただあまりにも中毒性が高いので、英語学習そっちのけで見ふけってしまうのが問題ですが。笑

僕も根が真面目なので、英語は勉強するもの!という意識が強く、なかなかこういった海外ドラマは敬遠していたんですが、そもそも英語に触れてる絶対量が少なすぎるなと感じたので楽しみながら続けられる、もちろん日本に帰ってからでも使い続けられる教材として最適かなと思いました。

 

 英語力の変化に関してはこの2カ月で目立った変化はあまり見られません。しいて言えば、ちょっとだけリスリングが楽になったことくらいでしょうか。ただほんとにそんな大きな変化はありません。留学から帰ってきても、これから先一生(僕が英語が嫌いにならない限りは笑)英語の学習は続くので長期的にコツコツやっていくしかないです・・・。あとはとにかく英語を楽しく、勉強チックにならないように(もちろん勉強も大切だけど)学習していくことが今後ずっと英語と付き合っていく上では重要なことかなあと今感じています。

 

留学生活に関して

 正直マレーシアに留学して2カ月間で自分の不甲斐なさをひしひしと実感して、人生で一番といって良いくらい劣等感を感じました。

「なんであの子はあんなに英語が流ちょうに話せるのに、自分は話せないのか・・・。」

「みんな留学生とすぐに友達を作って、楽しそうにしてるのに、自分はなんで今部屋で勉強してるんだろう・・・。」

実際自分はシャイで、なかなか新しい環境で友達を作っていくのが得意なタイプではありません。だから海外の留学生をたくさん作って、遊びに行っている日本人の留学生が羨ましかったし、周りと比べて自分も必死に友達作りに奔走した時期もありました。

 

 ただ陽気なフィリピンのルームメイトたちや、気さくに話しかけてくれるローカルの生徒や留学生のおかげもあり、最近徐々にですが友達の輪ができてきたかなという気がしています。笑 今までの自分の経験を振り返ってみると、高校でも大学でもなかなか溶け込むことが得意ではなかったので、これに関しては語学力関係なく、他人と比較せず、自分の思ったように自分のペースでやっていくことが一番だなと思いました。

 

 

 そしてこの2カ月で一番強く実感したこと。「考えて、行動して、失敗して、また考えて・・・」この繰り返しが大事だなと。

出来ないこと、勇気が出ないことだらけで、そのたびに考え込んでしまいますが、その繰り返しで「もっとこうしたらいいかも」と新しい考えが頭に浮かんで、それがうまくいくこともあれば、いかないこともあり。

この2か月間、授業の受け方や英語の勉強の仕方など自分なりに考えてみたことを発信してきましたが、実際その通りにはいかないこと、途中で違うなと思うことも多々あります。ただこうして「考え、行動、失敗」という過程を通して、少しずつ自分らしく成長していけるのかなとこの2カ月間で思いました。「行動」という面ではまだまだ足りていませんが、自分のペースで少しずつ改善していこうと思います。

親にも「あんた、ネガティブすぎるし、そんな短期的に結果がでるわけない」と言われたばかりなので、とにかく「少しずつ」を念頭に置いて。笑

 

「劣等感を感じる」と書きましたが、日本で感じたことのないレベルで自分の力のなさを呪い、こうして負の感情を含めていろいろ感じられるのも留学の醍醐味かなと悟ってみたり。笑 

マレーシアにきてこれまでの自分がいかに恵まれていて、いかに傲慢だったか思い知らされました。当たり前に感じていたことがこのマレーシアでは当たり前でないこと。満たされた環境の中で、食べ物や生活、周りの人々への感謝の気持ちが足りていなかったなあと。ここにきて、友達で英語で会話して笑いあえたり、日本食を久しぶりに食べて、日本食ってこんなにおいしかったんだと再認識できたり。

 

それに留学はアルバイトなどがない分、自分の時間が増えました。これは来る前の予想とは裏腹で、留学中勉強・勉強・勉強で寝る暇もないかなと思ってたんですが、思った以上に勉強以外の自分の時間が持てます。なので授業後や休みの日に家にこもって勉強していることもありますが、ルームメイトや友達に誘われて旅行や遊びに出かけることも。ベットでゴロゴロして空虚な時間を過ごして、「マレーシアに来て何してるんだろう、なんかしなきゃ」とその辺ウロウロして無駄に気疲れするときもあります。笑

 

ただ実際、こうやって自分の慣れない環境に晒されて、なんとかこの地に適応しよう、うまくやっていこうと考えている今が一番「自分の性格や英語力と向き合えている時間」なのかもしれません。

 

自分から見ても、客観的に見てもまだまだ足りないことだらけな自分ですが、こうした「考えて、行動して、失敗して、また考えて」の中で自分の弱い部分を受け入れて、それを少しずつ改善しつつ、自分の速度で進んでいけば、この留学が終わった頃、とは言わないまでも数年後(チキン野郎)かにはそれが大きな差になるのかな、なってほしいなと感じる今日この頃でした。

 

 

P.S. もう少し更新速度を上げて、日々のイベントや勉強について書いていくよう努めます。笑

 

かとけい